Case3
アフリカの高度経済成長を
再生可能エネルギーの補強で後押し

  1. エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  2. 働きがいも経済成長も
  3. 産業と技術革新の基盤をつくろう
  4. 住み続けられるまちづくりを

東アフリカのマラウイ国では毎年平均7.5%の高度経済成長を遂げている一方、最大電力需要が毎年5%増加しており年々電力不足が深刻となっています。

特に、首都リロングウエ市、商業都市ブランタイヤ市においては、市民生活及び経済活動に甚大な影響が及んでおり、電力供給能力の向上は喫緊の課題となっていました。

マラウイ国の電力は、98%超が水力発電で賄っています。

当社は海外における豊富な経験やノウハウを存分に活用し、両市の電力供給元の1つとなっている既存のテザニ水力発電所に対し、国内総発電量の4%以上を供給するテザニⅣ水力発電所の増設(19.1MW)を計画、2021年6月に完成しました。
この事業に携わった当社パワーソリューション本部釣(つり)プロジェクトマネージャーは、「この事業の完成によってリロングウエ市、ブランタイヤ市での電力供給能力の向上、経済・産業基盤の強化、そしてマラウイの皆さんの生活の向上に寄与することができ非常にうれしく思っています」と述べています。

発展途上国の皆さんのお役に立ちたい。
東電設計はその思いを胸に世界各地で活動しています。

テザニ水力発電所(上図:実写図、下図:概要図)
竣工式写真、左から6番目はチャクウエラ大統領、
左から5番目は岩切特命全権大使、
一番左は当社釣プロジェクトマネージャー 
日本からマラウイに対する無償供与の記念碑