Case19
群馬銀行境支店さま建築プロジェクト
全体コンセプト:「エネ・モダン」な集いの場
本計画では、伊勢崎市境町の地域性をデザインに取り⼊れることで、まちと調和する景観を創出すると共に、『ZEB』(※1)の実現によりカーボンニュートラルへの貢献を試みることで、現代社会をリードする建築を⽬指しました。こうした取り組みによる建物のふるまいは、地域景観の魅⼒向上に寄与しつつ、本地域におけるまちづくり、そしてZEB・ZEHへの取り組みへの関⼼を⾼めるものであると考えます。
(※1)Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略称で、「ゼブ」と呼びます。
快適な室内環境を実現しながら、建物で消費する年間の⼀次エネルギーの収⽀をゼロにすることを⽬指した建物のことを指します。
なお、当社のZEB・ZEHへの取り組みについては以下を是非ご覧ください。
ZEB・ZEHへの取り組み

本プロジェクトにおけるSDGsの取り組み
地域性をデザインに取り込みつつ、働きやすい空間を創出
- 温熱環境を安定させる断熱空間で快適安全なS造の建物
- 養成業が盛んな地域を象徴させる赤レンガの景観デザイン
- 快適性と防災を兼ねえた、防犯ガラスによる明るい空間
利用者全員を温かく迎える快適・安全かつバリアフリーな施設
- 水害に強く、非常用電源車対応の防災機能を持った建物
- 営業室やロビーは無柱空間でフレキシブルな空間を実現
- 執務室内の木質空間で温かみのある内装計画
夏の最高気温42度の過酷な中「ZEB」建物で快適に過ごす
- 継続的にZEB運用を達成(2025年夏の電気代▲50%達成)
- 年間日照時間が長い地域性を考慮した効率の良い発電
- パネルは屋根面にメンテナンスと近隣への光害も考慮して配置
群馬銀行さまのカーボンニュートラル宣言に相応しい地域に根差した施設をつくり続ける
- 群馬銀行さまと東電グループのカーボンニュートラル包括締結として継続的にサポート
- ZEBプランナーとして本施設を継続的に施設運用をサポート
- 組合で使える多目的室は市民を含めたコミュニティの場
地域性をデザインに取り込み働きやすい空間に
- 温熱環境を安定させる断熱空間で実現させた鉄骨造の建物
- 宿場町や養成業を象徴させる軒下空間と赤レンガの景観創出

大正時代の境の街並(宿場町)
1919年 繭の保管庫(境赤レンガ)
群馬県伊勢崎市境町は、江戸時代に日光例幣使街道が整備されて以来、その宿場町として栄え、貨幣の流れによる文化と経済の発展に、所縁のある地域です。こうした宿場町では、建物の庇 (ひさし)や涼み台(休息の場)といった、和のしつらえによって街並みがカタチづくられ、街道を行き交う人々に安らぎの場所を提供してきました。明治時代 になると、養蚕業の地として隆盛期をかつて繭(まゆ)の保管庫であった赤レンガ倉庫は、今もなお、この地域のシンボルとして地元の人に親しまれています。境町の歴史の中で発生した「和のしつらい による休息の場」と「赤レンガへの親しみ」を継承するデザインとしました。

コンセプトを集約した看板
日光例幣使街道と宿場町
利用者が快適な安全かつバリアフリーな施設
- 水害に強く、非常用電源車対応の防災機能を持った建物
- 営業室やロビーは無柱空間でフレキシブルな空間を実現

夏気温40℃の 過酷な中「ZEB」建物で快適に過ごす
- 年間日照時間が長い地域性を考慮した効率の良い太陽光発電
- 太陽光パネルは屋根面にメンテナンス及び近隣への光害も考慮

防犯を兼ねた多機能建具
軒裏は温かみのある天然木を採用
夏気温40℃の過酷な中「ZEB」建物で快適に過ごす
- 年間日照時間が長い地域性を考慮した効率の良い太陽光発電
- 太陽光パネルは屋根面にメンテナンス及び近隣への光害も考慮
BELS(建築物省エネルギー性能表示制度) 評価結果
BEI値 : -0.05(エネルギー削減率105%)=「ZEB」達成

ZEBプランナーとして本施設を継続的に施設運用をサポート

東電設計建築本部の目指すSDGsとは
SDGs(持続可能な開発目標)は、地球環境だけでなく人間あるいは人類の持続可能性につながる大きな枠組みであり、建築にとってもSDGs達成に向けた取組は必須のものとなっています。東電設計建築本部では、省エネルギーや環境負荷低減のみならず、建築計画から廃棄に至る全ての段階におけるSDGs達成に貢献する取り組みを実施しています。

