Case14
カーボンフリー水素発電設備の設計
電力の脱炭素化は 2050 年カーボンニュートラルを達成するための大きなテーマとなっています。
このたび、東宝株式会社様と株式会社JERA様は、「24/7カーボンフリー電力」の実現に向け、水素燃料で発電するカーボンフリーな電力の供給設備を設置しました(株式会社JERA様袖ヶ浦火力発電所内)。水素専焼のゼロエミッション火力で発電した電力の商用利用は日本初となる試みです。

当社はその水素発電設備の建設設計を担当させていただきました。東京電力グループの一員として多くの電力設備の設計に関与してきた当社にとっても今回の水素発電設備の建設設計は当然ながら初めてのことであり、とてもチャレンジングな試みでした。

今回の建設設計では当社エナジーソリューション本部若手社員の小黒知基が中心となって取り組みましたが、その小黒は「スペースが限られていたことや法規など困難な課題がたくさんありましたが、お客さま、設備メーカー、官公庁の方々などと綿密な連携ができ、皆さまに満足していただけるような設計ができたと思っています。自分が設計に関わった設備が完成し、お客さまが喜ばれている様子を拝見した時にはとても感動しました」と述べています。
当社には小黒のようなチャレンジ精神あふれる社員がたくさんいます。当社はこれからも、多くのお客さまとともに全社を挙げてカーボンニュートラル実現のために役立ちたい、その思いを胸に新たな技術にどんどん挑戦していきたいと考えています。
〈ご参考〉
東宝株式会社様ホームページ
https://www.toho.co.jp/company/news/20241128112920
株式会社JERA様プレス発表
https://www.jera.co.jp/news/information/20241129_2071