アゼルバイジャン共和国
グリーンエナジーゾーン(GEZ)電力開発計画マスタープラン作成
契約締結について

2021年 5月 17日

東電設計株式会社

東電設計株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:大河原正太郎、以下当社)はこのたび、アゼルバイジャン共和国(以下アゼルバイジャン)エネルギー省と、同国が推進するグリーンエナジーゾーン(GEZ:Green Energy Zone)における電力供給のためのマスタープラン作成について契約を締結し、本日より着手いたします。

グリーンエナジーゾーンとは、このたび新たにアゼルバイジャンに加えられた解放地域で、アゼルバイジャン政府は主に再生可能エネルギーによって同地域に電力供給を実施し、脱炭素経済社会の形成を目指したいと考えております。

当社はそうしたアゼルバイジャン政府の構想を実現化するため、地域内の再生可能エネルギー(水力、太陽光、風力、地熱、バイオなど)のポテンシャルを調査し、電源開発計画、送電計画、電力需給計画を策定し、再生可能エネルギーによる電力供給のマスタープランを提案します。

さらに、マスタープランにはスマートメーター導入などによる省エネの促進、スマートシティー構想の提案、蓄電池システムの活用など、電力分野における日本の最先端技術とノウハウの適用を検討します。アゼルバイジャン政府はこのプランを基に、解放地域における今後の電力供給計画を立てていく予定であり、脱炭素経済社会の構築を目指すアリエフ大統領からも、当社が持つ先進技術力・知見・経験、そしてノウハウに大きな期待が寄せられています。

当社は、これまで東電グループの一員として、主にアジアやアフリカの発展途上国に対し、幅広いコンサルティングサービスを実施してまいりました。紛争が沈静化し、経済発展のみならず脱炭素社会の構築を目指すアゼルバイジャンにおいても、そうしたこれまでの豊富な経験やノウハウを活かし、将来のアゼルバイジャンの電力安定供給のためにお役に立ちたいと考えています。

<別紙>

プロジェクト概要 (374KB)

以  上

【お問い合わせ】  東電設計株式会社  広報室
長谷川 直通 03-6372-5942