系統連系支援サービス
- 蓄電池関連サービス
蓄電所の系統連系手続きにおける課題
接続検討申込書を作成する上で、通常の発電設備と蓄電池が異なる点は、
- 発電側(逆潮流)だけでなく、充電側(順潮流)も検討する必要がある
- 出力(kW)だけでなく、容量(kWh)も考慮する必要がある
- 運転パターンを想定する必要がある
- インバータ電源(kVA容量)であるため、力率も考慮する必要がある
- 送電端電力の算定には、所内電力として、蓄電池やPCSの冷却電力を考慮する必要がある
- 蓄電池の劣化を想定して必要な設備構成を考える必要がある
系統連系申込内容の検討が不十分な場合には、実際に蓄電所を建設する段階で、改めて接続検討を実施し直すこととなり、貴重な時間を浪費することになります。
東電設計の接続検討申込書作成サービス
当社は電力会社の超高圧変電所や再エネ事業者の大型風力・太陽光発電所の検討経験、系統用蓄電池に関わる様々なサービスの経験を有しており、以下の特長があります。
- 500kV、275kVといった超高圧連系での接続検討申込書作成が可能。
- 系統用蓄電池に様々な業務経験を有し、蓄電池の仕様・特性を踏まえた資料作成が可能。
- メーカー毎に規定される建設・保守用スペースや消防法に基づく保有空地などを踏まえたレイアウト検討が可能。
- 長期脱炭素電源オークションで求められる要件を考慮した、接続検討申込書作成が可能。
東電設計の系統連系関連サービス
接続検討申込書後、系統連系申込、技術協議などの業務が発生します。これらについても、電力系統技術をもとに、ご支援可能となっております。
1.系統連系申込
接続検討の回答内容を踏まえた系統連系申込書を作成します。接続検討申込書から変更点がある場合、接続検討をやり直す必要があるか等のご相談にも応じます。
2.技術協議
接続検討回答書で求められる事業者が実施する対策(電圧調整対策、事故電流対策、ケーブル残留電荷対策、電流零ミス現象対策、高調波対策 ≫関連ページ:系統連系時の高調波解析サービス、絶縁協調(雷サージ対策等)、保護協調など)について、専門技術を用いご支援致します。
