工場全体や周辺地域まるごとなど大規模データでも軽快に動作TEPSCO Web3Dビューア
- IT・DX
- 維持・管理
Webの技術のみで作成した当社オリジナルの3次元ビューアです。ブラウザで手軽に3次元データを共有し、みんなで共通の3次元データを利用することができるようになります。
既存施設や竣工後の建物および設備の維持管理での使用を想定した多くの機能を提供していますので、工場や発電所などの事業者に特にお勧めです。

複数名で利用できる3Dの使用環境を構築し業務の効率化を実現!
このようなお悩みの方、ぜひ当社開発のweb3Dビューアをご検討ください
- 最近増え続けている点群データの保管方法に困っている
- 手軽に3Dを操作ができる環境が整っていない
- データ量が膨大なのでPCに保存していなく使いたい時に使えない
- 納入されたBIMデータを維持管理の業務でも活用したい
本ソリューションは、お客さまのご要望や環境に応じて3Dデジタルツイン環境を構築するための
3Dデジタルデータプラットフォームをご提供させて頂くサービスです。
Point
- シンプル&簡単な視点移動
- 大規模データ対応&高速表示
- ハイブリッド表示
- データの長期運用
シンプル&簡単な視点移動
3Dに不慣れな方の利用を想定し、パッド操作による視点移動や移動したい地点をダブルクリックで瞬間移動できるなどシンプルな操作としています。
大規模データ対応&高速表示
3Dデータを部材ごとに細かくファイルを分けて保存することで、ビューアのロード負荷を低減し大規模データへの対応と高速表示が可能となりました。
ハイブリッド表示
BIMやCADで作成された3Dモデルと3Dレーザースキャナー等で計測した点群データ、Ricoh THETA®などの360°パノラマ写真*1を重ねて表示することができます。
(*1) 360°パノラマ写真への対応は2024年度2Qを目途にリリース予定
データの長期運用
メーカーに依存しないglTFデータ形式*2を採用することで長期に亘ってデータの利用が可能です。Autodesk® Navisworks®またはIFCの3Dモデル並びにLAS、PTS、E57の点群データをビューア形式に変するコンバーターも提供します。
(*2) 主にWebブラウザ上での3Dコンテンツの表示に用いられるオープンフォーマットで「glTF is the “JPEG of 3D”」を目指したISO国際規格

標準機能
-
点群および3Dモデルで2点間距離などを測定する機能 -
任意の断面で囲った空間を名前を付けて保存し、ボタン一発で呼び出す機能 -
カメラ位置を名前を付けて保存し、ボタン一発で呼び出す機能 -
数値データを持つ点を配置し、色や点サイズによりデータを見える化する機能*3 -
ボクセル(空間に敷き詰められた立方体の集合)を任意断面で見える化する機能*3 -
2次元の図面(SVG形式)を自由に配置する機能*3 -
コメントや各種ファイル(PDF,写真,動画)を任意の点に登録する機能*3 -
撮影した360°写真を配置し、ストリートビューのように視点移動する機能*3 -
条件にマッチするオブジェクトの表示・非表示をボタン一発で切り替える機能 -
断面範囲の3Dモデルまたは点群データをglbまたはE57形式でダウンロード*3
(*3) 2024年度2Qを目途にリリース予定
(*4) Point of interest:興味ある特定のポイント
対象物がボクセルで隠れて見えづらい

ボクセルを半透明表示するだけでなく
任意断面の
コンタ図表示により
対象物との関係が明確に


拡張機能
簡易BIM
ビューア上で基本的な形状の入力および属性付与する機能*5
シミュレータ
ボックスで囲んだ任意範囲を指定の場所まで移動させ干渉した個所を確認する機能*5
クロス集計
ビューアに表示する任意の範囲でExcelのピボット集計のように属性を集計する機能*5
トレーサビリティ
ビューア上で3Dモデルの一部を交換したり任意な範囲で点群データの差し替えを可能とし、履歴情報として記録管理する機能*5
(*5) 2025年度リリースを目途に開発中
提供方法
- ① 当社のマルチビューア検索ソフト「NaviPortal」での提供
- ② 既存Webシステムとの組み込み合わせによる提供
- ③ その他ご相談に応じさまざまな実行環境を提供
JavaScript APIを公開しているのでお客さま自身で自社用にカスタマイズしていただくことも可能です。

導入事例
原子力発電所 建屋貫通部
構成管理システム
- 何万件という膨大な数の貫通部を漏れなく確認することに限界
- 貫通部を立体的に管理する新たな仕組みとしてBIMを採用
- 貫通部BIMの表示画面に当社ビューアを採用

Aras Innovatorと連携したソリューション
ローコードプラットフォームとして定評のPLM*6システム「Aras Innovator」と融合した3Dデジタルデータプラットフォームを開発中。2025年度目途に提供開始予定。
(*6) Product Lifecycle Management

