DEPARTMENTS
部門紹介

放射性廃棄物の処理・処分は原子力発電において
欠かせない重要なプロセスです。
次世代が安心して暮らしていける未来を実現するために、
私たちと共に持続可能な社会を築いていきましょう。
OPERATIONS
社会基盤ユニット ジオフロント本部の
業務内容
業務内容
私たちは大規模岩盤地下空洞建設などの国家プロジェクトや放射性廃棄物の処分といった地下開発・地下活用の分野で社会貢献しています。
![放射性廃棄物の処分に[n2]関する調査・設計](../../../img/dpt_07_op_pic_01.jpg)
放射性廃棄物の処分に
関する調査・設計

大規模地下空洞の建設

VOICES
社会基盤ユニット ジオフロント本部で働く社員の声を聞く

仕事をしたい。
はじまりは「地下水っておいしいなあ、いいなあ」という単純な理由だったんですが、大学・大学院では地下水の分析をしていました。そんな中、ある講義に出会いました。
高レベル放射性廃棄物処分が数万年におよぶ長期間のプロジェクトになること、自分たちの世代がやらなければならない直近の課題が多々あるという話を聞き、自分もその一員として取り組みたいと思いました。元々、自分が研究している地下水とのカップリング先としても親和性が高い分野なのもあり、就職活動はこの仕事ができる会社に絞ろうと決めました。
また、このプロジェクトは理学・工学・社会学などの様々な分野が力を合わせて対処しなければ成し遂げることができないので、みんなと協力して仕事をしたいという自分の価値観にも合っていました。
いくつかの内定の中で最終的に東電設計に決めたのは、東電設計が設計の実務を担っているからです。豊富な実績に加えて、いわゆる尖った技術者集団であることに惹かれました。自分の専門を活かして地下構造物の設計に関する実力をつけたいと思っていた自分にはぴったりでした。

東電設計のインターンシップで入社1年目のリクルーターの方に出会い、衝撃を受けました。なんとなく「1年目の人だからそんなに詳しくないだろう」と思っていたら、自分の仕事の専門領域にとても詳しかったんです。
二人で、話がめちゃくちゃ盛り上がりました。「東電設計って新入社員にしっかり仕事を任せるんだな、それに応えているこの人もすごいな」「ここで働きたいな」と感心して、すっかり心を奪われてしまいました。

入社後、上司や先輩と地震応答解析を担当しました。最初のうちはサポート役でしたが、お客さまから直接ご質問をいただけたときには、「認めてもらえたかな」という手応えを感じて嬉しかったことを鮮明に覚えています。徐々にお客さまへの説明なども任せてもらえるようになり、わかりやすい説明はもちろん、お客さまが使いやすい資料を作成しようと考えるようになり、1年目から自分の成長を実感できました。

私の専門は地下構造物ですが、3年目になったときに上司から「地上構造物もやってみよう」と声をかけてもらい、地上構造物の地震応答解析も担当することになりました。
やってみるとこれが大変で、実は少し後悔しましたが「やるしかない!」と自分を鼓舞して、上司や同僚に支えてもらいながら、今では自分が主体となって業務に取り組んでいます。

私は、自分の出身学部では初の新入社員として入社しました。それをきっかけに次々と後輩が入社し、あっという間に3人になりました。気が引き締まります。私が良い先輩に見えているなら良いなと思うし、自分が就職活動で感銘を受けた社員の方と一緒に働ける喜びを、後輩たちにも味わってほしいです。そのためにも、より一層頑張ろうと思う日々です。

スキーは小学校の時からやっていて大好きなので、思い立ったら一人でも新幹線に乗ってしまいます。気の置けない仲間と行くのも楽しいのですが、私自身はガチなので、この冬はバッジテストも受けてみようと思っています。趣味も仕事も手は抜かない主義です。
これから多くの仕事にチャレンジし、「お客さまのご要望に応えたい」という思いで、貪欲に知識を深めながらできることを少しずつ広げていきたいと思います。
そして幅広い知識・実力を持った真の技術者として、後輩たちと一緒にイキイキと仕事をしていける未来を築きたいです。




大学では地震工学を専攻し、構造物の地震時挙動の研究に取り組んでいました。「専攻を活かせる仕事がしたい」と指導教官に相談したところ、「東電設計はどう?」と勧められました。会社説明を聞いてみると、耐震関係の設計や解析ができることがわかり志望先の一つになりました。
また、一つのことを突き詰めて考える性格で、「職場や仕事があちこち変わるよりは落ち着いてじっくり取り組める環境がいい」と思っていたので、“転勤なし”の東電設計はとても私に合っていると感じました。

入社後は、水力発電設備の耐震性評価を担当しました。大規模地震に対する構造物の耐震性を解析で評価する仕事です。一部ですが、1年目で解析モデル作成から結果報告まで任せてもらえました。専攻が活かせる業務ではあったものの、初めて学ぶことの方が多く大変でした。特にお客さまに説明するときは、とても緊張したことを覚えています。
水力発電の業務には5年ほど携わりました。主体的に取り組むことができたので、納品が完了する度に達成感を得られる業務でした。

入社時は打合せに参加してもわからないことが多かったので、ノートにメモを取って打合せ後に調べたり、上司に質問したりしていました。現在も続けていて、メモを取ったノートは捨てずに残しています。
業務のメモを見返すと、以前はわからなかったことを今は理解できていることがわかり、自分の成長が感じられて感慨深いです。教えてもらったことや知らなかったことのメモを取るのは当たり前のことなのですが、大切に思っています。

技術者として順調に経験を積んでいた6年目に、上司から「新しく発足するジオフロント本部へ、一緒に来ないか?」と誘われました。大学時代も含めると10年程耐震に関わっていて、そろそろ新しいことにチャレンジしたいなと思っていたところだったので、思い切って乗ることにしました。
それまでとの一番大きな違いは、プロジェクトの大きさと関係するプレイヤーの数です。異動前の業務は自分の裁量でスケジュールを決めて仕事ができたのですが、今は関係者の意見を取りまとめて進める必要があり、その点は大幅に難易度が上がったと感じています。

現在は、大規模地下空洞の設計業務に携わっています。岩盤内に建設する空洞が崩壊しないように支える部材(支保工)の設計が主な仕事です。岩盤は自然のものなので同じ種類でも性状は均一ではなく、強度や変形のしやすさも場所によって変化します。そのため、地下空洞の設計には岩盤特性を把握して空洞掘削時の岩盤挙動を予測評価することが必要です。
岩盤特性を反映した解析モデル・条件を設定して掘削解析を行い、解析結果を基に支保工の設計に入るのですが、3次元の解析モデルは複雑なので、最初のモデルには不具合が見られることが多々あります。モデルを作成するときに「なんか変だな・・・うまくいかない・・・」と悩みながら試行錯誤して、不具合が解消されたときには思わず気持ちが上がることもありました。
それから、岩盤特性の把握には地質技術が不可欠になるので、同じ本部内にいる地質技術者の方と一緒に仕事をしています。岩盤は実際に掘削してみないとわからないことが多いので、そこが難しいところであり、おもしろいところでもあります。
大きなプロジェクトで今、本当にたくさんのことを学んでいます。



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