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推進室

私たちは研究を通じて、新たなサービスの開発や実社会での活用を行っています。
あなたの熱い探求心が役に立つ場所があります。
私たちと一緒に、技術開発で明日を切り拓きませんか。
OPERATIONS
新領域研究開発推進室の業務内容
併せて、新たな技術に関わる知的財産の総合企画・管理を実施しています。
![熱中症リスク予測[n2]シミュレーション](../../../img/dpt_04_op_pic_01.jpg)
熱中症リスク予測
シミュレーション
![ブラインド解析コンテスト[n2]への参加](../../../img/dpt_04_op_pic_02.jpg)
ブラインド解析コンテスト
への参加
![スパコン「富岳」を用いた[n2]地震シミュレーション](../../../img/dpt_04_op_pic_03.jpg)
スパコン「富岳」を用いた
地震シミュレーション

VOICES
新領域研究開発推進室で働く社員の声を聞く

思いました。
大学の博士課程まで地盤の液状化について研究していました。研究室は教授も学生もとても仲が良くて、もちろん研究は面白いし、居心地が良くて楽しかったです。だから、教授からは「大学の先生になってみないか」と誘われていたのですが、民間企業で実務にも触れながら研究したいという思いがあったので、先生になる道は選びませんでした。
民間企業で研究できる会社を探していたところ、教授から東電設計を勧められました。教授は東電設計と仕事をしていて、私の今の上司のことをよく知っていました。早速話を聞いてみたら、自分のやってきた研究にフィットするし、東電設計には技術力があるので、この会社なら「研究を続けながら自分も成長できそうだな」って思いました。働き方が割と自由で魅力的だったこともあり、入社することにしました。

入社してすぐ、上司から「コンクリートのブラインドコンテストに参加してみて」って言われました。コンクリートのシミュレーションなんてやったことなくって、試行錯誤しながらやってみましたが、上手く答えを導くことができませんでした。それでも、新しいことをやるのは楽しいと思いました。
せっかくのコンテストなので結果も出て欲しかったですが、結果は伴わなくてもチャレンジ出来てよかったなという、清々しい思いがありました。

1年目は、他にも大口のお客さまからの業務の一部を担当しました。液状化解析プログラムを用いて、3次元の大規模解析を実施しましたが、照査の数が膨大で、解析業務の大変さを実感しました。
2年目になると、今度は一転、熱中症対策シミュレーションというものに主体的に取り組むことになりました。上司がこれを見つけてきて、「やってみますか?」と提案されました。ただ、これは今まで私がやってきた液状化の研究とは全く違うものです。普通の人なら困ったなと思うのかもしれませんが、なぜか自分は面白そうだなって思いました。
まず、自分には必要な知識がないので、会社にいる経験者や外部の専門家に意見を聞き、さまざまな参考文献を漁って、積極的に取り組みました。それでもどうにもわからない、やってもうまくいかないところがいっぱいあって、かなり苦労しましたが、どうにかやり遂げられました。

チャレンジしたい。
その熱中症対策シミュレーションが今や東電設計の商材という目に見える形となっているのは非常にうれしいです。実際、多くの大学の先生などに褒めてもらうことが多くて、とても誇らしいですね。
これから実際に大きなイベントや施設などで導入されて、社会の役に立つのだなと思うと感慨深いです。自分のやったこと、成果が会社だけでなく社会にも評価されるというのはとてもうれしいことです。
東電設計は民間企業ですけど、インフラを扱う会社であり、業務に社会性があってとてもやりがいを感じます。東電設計を選んでよかったなと思うところです。
振り返ると割と無謀なチャレンジをさせられたなと思うし、我ながらよくやったなとも思います。最初はわからなかったことが、コツコツやっているとわかるようになってきました。そういったときに自分の成長を感じたりします。今後も新しいことに積極的に取り組んでいきたいと思います。

入籍したばかりの新婚です。仕事もいいけど妻との時間も大切にしたいですね。仕事が終われば映画観たりゲームしたり、二人でゆっくり過ごしています。もともと服が好きで、妻がファッションの仕事に携わっていることもあり、休日には二人で洋服を買いに行ったりすることが多いです。気晴らしにもなります。
東電設計では仕事も自分を高めてくれるし、業務外の時間も十分取れるので割と良いワークライフバランスが保てると思い、満足しています。




広げたい。
同じ新領域研究開発推進室の本田さんと一緒にHPC(High Performance Computing)チームを作って活動しています。2024年もHPC促進のために大型のクラスタ計算機を導入しました。
入社当時はHPCの活用も限られており、計算機自体もそれほど大きなものではありませんでした。しかし大学との共同研究などを通して、自分が得た大学の最先端のHPCの技術を社内に普及することで、社内のいろいろな業務でHPCの活用が進み、それに合わせて計算機も大規模なものになってきました。
今後もさらに大きなものを導入して、全社的に業務の効率化や新しいプログラムの開発に活かせるようにしたいですし、そのためにチームを拡大できていければいいなと期待しています。

初代のクラスタ計算機は私が入社して数年後の2019年に導入しました。導入に当たっては、社内の様々な方々、部署に、上司と説明に回りました。クラスタ計算機は非常に高価なものですし、入社数年目の私はHPCに関して大きな実績を上げているわけではないので、会社としても未知数な先行投資だったと思います。ただ会社全体として技術の向上のために必要なものがあれば積極的に取り入れようという風潮もあり、滞りなくクラスタ計算機を導入することができました。
その後はHPCの実績を積み上げた結果、2024年により大規模なクラスタ計算機を設置することができました。
私が所属する新領域研究開発推進室というのは、このように新しい技術を導入した上で、社内に展開していくことが役割の一つです。実績のない新しいことを導入するというのは困難を伴いますし、時には上手くいかないこともありますが、必要性をしっかりと説明できればこの会社は認めてくれると思います。自身のやっていることが徐々に周りに認められ、上手くいくと予算が与えられ、さらにまた大きくなる。そういうところがこの部署の、会社の面白さなのかなと実感しています。

積極的に参加。
在籍していた大学の研究室の先生からお声がけいただいてスーパーコンピュータ「富岳」を用いた研究開発にも参加しています。HPCを用いた大規模な地震応答解析プログラムの開発などをしておりますし、大学の先生方や上司などと研究論文を出しています。会社に入ってからも社内外問わず多くの方から学びを得る機会があり、大変恵まれているなと思います。そういう大きなプロジェクトに参加した知見などを、自分が担当する研究や会社のHPCの活用などに広めていければと考えています。

両方を実施。
私の本業はHPCを用いた研究開発ですが、研究だけをしているわけではありません。研究業務で開発した解析プログラムを用いた耐震解析業務や他本部の解析支援なども行っています。時には現地調査に行くこともあります。
民間企業に所属している以上、大学や研究所に比べて、より研究開発の実用化が求められます。そのためには一人こもって研究開発をするだけでなく、自分で手足を動かして社内の他部門のニーズや、その先にいらっしゃるお客さまのニーズなどを知ることが必要です。そういうことを心がけて仕事をしています。
自分が大学に残らず東電設計を選んだのは、このように「高度な研究」と「現場ニーズの融合」に価値を見出しているからです。

やり遂げたい。
チームやグループで仕事をしていると、急に何かが起きて予定通りにいかないとか会社にいれば色々あります。(そういう時は寝て忘れるようにします)
自分が中心となってプロジェクトを進めるようになってみると、一人で黙々と研究開発をするのとは異なり、プロジェクトを成功に導けるのか、チームのメンバーに適切な仕事を割り振れるのか、そういうプレッシャーがあります。
立場が変わることで、今まで気づかなかった面での仕事の難しさを実感しました。ただ、先の見えない、新しいことや面白いことに取り組んで、周りの人たちの協力を得て、やり遂げていくのはやりがいがあります。自分たちのそうした成果が世の中の役に立つのはとてもうれしいことです。引き続き頑張っていきたいと思います。



クラスタ計算機の導入
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