DEPARTMENTS
部門紹介

電力総合コンサルタントとして、
電力インフラを土木技術や防災の視点で支えているのが
土木本部です。
その対象は水力、火力、原子力、風力などの
発電設備や地中送電設備まで幅広く扱っています。
また、電力の分野に留まることなく、
これまで培った技術で社会インフラの整備にも
しっかり貢献してまいります。
技術を磨きたい方、
熱い思いでプロジェクトを進めたい方、
あなたに合った仕事は必ずあります。
OPERATIONS
社会基盤ユニット 土木本部の業務内容
私たちは、高度な技術力と豊かな発想力を活かし、より快適な未来を創造する集団です。電力土木設備の基礎調査・計画から設計・施工管理を実施し、また構造・地盤耐震・リスク評価など、防災技術にも取り組んでいます。
![地盤防災・津波防災に関わる[n2]技術開発](../../../img/dpt_01_op_pic_01.jpg)
地盤防災・津波防災に関わる
技術開発
![原子力発電所土木構造物の[n2]設計・評価](../../../img/dpt_01_op_pic_02.jpg)
原子力発電所土木構造物の
設計・評価
![橋梁、トンネル、[n2]港湾の設計・維持管理](../../../img/dpt_01_op_pic_03.jpg)
橋梁、トンネル、
港湾の設計・維持管理

VOICES
社会基盤ユニット 土木本部で働く社員の声を聞く

仕事の動機に。
大学ではコンクリート構造物の研究をしていたのですが、「さあ、就活!」という時、高校の頃に福島で経験した東日本大震災が、自分にとってインフラの仕事を志望する大きな動機になりました。いろいろ調べていくうちに、大学の研究室の先輩が東電設計で働いていることを知り、直接会って、実際の働き方や会社の雰囲気などをありのまま教えていただいたところ、“悪い話“が一つも出てこなかったので好感をもち、この会社でインフラの仕事に就いて、社会貢献していきたいと強く思うようになりました。
現在は、地中に埋まっている電力設備を対象にコンクリート構造物の照査設計や補修に関する研究・技術開発のほか、原子力発電所や水力発電所の維持管理を効率化する業務も担当しています。今、仕事がすごく面白くて夢中でやっているので、生活の6〜7割を占めている感じですね。

ピンポイントで察知。
直属の上司がすごく勢いのある方なので、一緒に仕事をしているとモチベーションが非常に上がります。分からないことがあっても上司と話をしていると、「こういう考え方もあるんだな」「こうやった方が仕事はやりやすいんだな」と気づくことがとても多くて。コンクリートの知識についても分からないことが沢山あるのですが、丁寧に教えていただけるので、毎日新たな発見があり、それがとても刺激的で楽しいです。
のびのびと仕事ができる環境で、日々、いろんな学びを積み重ねています。今ではお客さまとのやり取りで、「こんな資料があれば打ち合わせが潤滑に進むかも」「お客さまが欲しいデータはこれだろう」などと、お客さまが求めていることを先読みできるようになってきました。お客さまは実にいろんなことを考えていらっしゃるので、その時の一番のニーズをピンポイントで察知して対応できるようになったことに、入社時からの成長を感じています。

やりがいを感じて。
入社一年目の時に、橋梁にかかる送電設備が地震などの衝撃によって壊れる可能性があるかを確認する業務に取り組みました。自分が担当したパートは業務全体の中のほんの一部でしたが、責任ある業務を任されたのは初めてだったので、お客さまと何回もやり取りをして、その都度、ブラッシュアップを重ねて、かなり時間をかけて作業を進めました。苦労しながらようやくまとめた報告書を納品できた時は、ホッと安堵するとともに大きなやりがいを感じることができました。しばらくして、お客さまから「あの報告書、とても良かったよ。皆にも好評だったよ」というお褒めの言葉をいただけた時は、「頑張って良かった」と本当に嬉しくて、今も忘れられません。
自分が取り組んでいる仕事は、責任も大きく大変なこともありますが、この先、コンクリート技術の未来を拓く礎になるかもしれない、そう思うとワクワクします。

夢を叶えていきたい。
技術士の資格を取得するために、一生懸命、勉強しています。仕事をしながらなので、時間のやり繰りが難しいですが何とか取得したいと思っています。趣味がお城巡りをすることで、この先、いろんなお城に出かけて生涯で100城を制覇するのが夢です。ほかにも、美味しい物の食べ歩きなどやりたいことはたくさんあります。
将来的には、結婚して、子供も欲しいと思っています。育児をしながら仕事を続けている方は、まだ周りに少ないですが、これから自分がそのような憧れの存在になれるよう働き続けられたらと思っています。この会社に入って、この道を選んで、本当に良かったと思っているので、これからも会社員として、研究員として、そしてひとりの女性として、仕事もプライベートも楽しみながら、しっかり両立させて夢を叶えていきたいです。



コンサルの基本

からスタート。
私は中途入社ですが、前職が主に施工管理の担当で現場監督をやっていたので、「構造設計」に関しては知らないことばかりでした。面接で、設計に関して聞かれた時も、正直に「全然わかりません」と答えたら、面接官の方が「イチから覚えればいいだけですから、大丈夫ですよ」と言ってくださったので、思い切ってチャレンジすることにしました。
実際、最初は分からないことばかりで、上司から指示されても専門用語が分からなくて、「それは、どういうことですか?」と、質問ばかりするような状態でした。その都度、上司が丁寧に教えてくださり、自分でも分からない単語を繰り返し調べていくうち、徐々に覚えられるようになってようやくお客さまと対等に話ができるようになりました。今、振り返ると、何も分からない自分を一切叱ったりせず、私が自分自身で解決するまで黙って見守っていてくれた上司のおかげでここまでやって来られたのだと思います。

決める大切さ。
入社してすぐに火力発電所の土木設備設計の業務に参加した時、初めて「構造設計」という仕事の全体の流れを把握することができました。一番驚いたのは、設計作業を始める前の段階で、とても長い時間をかけて、そのプロジェクトに関わる全員で、「設計方針」について話し合いを重ねるということでした。
最初の段階で方向性をしっかり共有し、全員の足並みが揃っていないと、ある程度作業が進んでから「何か違うんじゃないか?」となると、また振り出しに戻って無駄な作業が増えるということがその理由でした。「構造設計」とは、誰か一人がこうしようと決めて完結する仕事ではなく、お客さまも含めてそのプロジェクトに関わるスタッフ全員の総意で進めていくものなのです。みんなが同意した「設計方針」が、いわばすべての設計作業の土台になるということの重要性をその時に深く理解しました。

道のりが楽しい。
原子力施設の地震応答解析の業務にも携わりました。実際のコンクリート構造物の地中に埋まっている状態をモデル化して、地震の震度によってどの程度、影響を受けるかを解析する仕事です。地震解析モデルをつくる工程は、手間も時間もかかるので長く険しい道のりなのですが、自分にはそれがすごく楽しかったです。なぜなら、実在する構造物をどのようにモデル化するのか、その正解を出すために知恵を絞り、数々の資料を調べ上げて、一つずつミッションをクリアしていく工程が困難であればあるほど「よし!」と奮起して、非常に面白かったんですよね。
プロジェクトを仕切る立場になってからは、同時に複数のプロジェクトを進めていたのでお客さまとの協議時間も増えて設計業務に集中することが出来ないこともありました。でも、どんな時も一人では抱え込まずに、周りのスタッフやお客さまに助けてもらうことで乗り越えることが出来ました。自分が設計したものは地図には載りませんが、地中で長きにわたって人々の生活を支えるところに大きなやりがいを感じています。

キャリアを磨きたい。
今後は技術面でもっと設計の知識を深めて、いろんなことに精通していきたいですね。解析手法も2次元だけではなく、現在は3次元も多く、これから先はさらに未知のことが次々と出てくると思うので、常に知識をバージョンアップして、さまざまな新しい解析手法を身に付けながら、お客さまの選択肢を増やしていきたいと思います。お客さまにリクエストされた時に「こういうやり方もありますが、ほかにこんなやり方もありますよ」といろいろ提案をして、多くのメニューの中からお客さまにとってのベストを選択していただけるように、自分の幅をどんどん広げていきたいです。
コロナ以降、在宅で仕事をする時間が増えたので出勤時間が減った分、家族と過ごす時間が増えて家事をしたり子供と遊ぶ時間を確保できるようになりました。家族も喜んでいるので、これからはワークライフバランスを大切にした働き方を継続しながら、さらに上を目指して自分のキャリアを磨いてステップアップしていきたいと思っています。



構造設計への挑戦
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