ミャンマー連邦共和国送配電系統技術能力向上プロジェクトの受託について

 2019年5月21日
東電設計株式会社


 東電設計株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長 大河原正太郎、以下「東電設計」)は、この度、独立行政法人国際協力機構(以下、「JICA」)より、ミャンマー連邦共和国(以下、「ミャンマー国」)電力エネルギー省(Ministry of Electricity and Energy、以下、「MOEE」)に対する送配電系統技術能力向上プロジェクトを受託し、首都ネピドーにて業務を開始いたしました。


 ミャンマー国では、近年の開発・投資の進展によって電力需要が急激に伸びている一方、配電設備の増強や改修は遅れています。加えて、送配電ロス率も他のASEAN諸国に比較して高い水準にあることから、今後、安定的な電力供給のために、配電関連設備の改修・増強と送配電技術に係る能力向上が必要となっております。


 本プロジェクトは、MOEEの送配電系統技術に関わる人材育成計画の枠組み策定、研修プログラムの整備、研修実施および研修システムのPDCAサイクルを構築することにより、送配電系統の開発・運用維持管理に従事する人材の能力向上を図り、電力供給の信頼性、効率およびエネルギーアクセスの向上に寄与することを目的としています。当社は、国内外で培ってきた経験をもとに、効率的な送配電の計画・設計・調達支援等で海外コンサルティング案件を実施してきましたが、今回はこれらノウハウを活用し、およそ2年半をかけてミャンマー国の各電気事業者向けに研修の企画、実施をサポートするものです。


 また、本プロジェクトは、当社以外にも、東京電力ホールディングス株式会社、東京電力パワーグリッド株式会社および株式会社関電工からもご協力いただき、各社の技術・ノウハウ等を活かしながら、より効果的な人材育成・能力向上に資するよう努めてまいります。


 ミャンマー国は、政府開発援助(ODA)等を通じて、海外事業の拡大が期待できる国の1つであり、当社は2016年1月にミャンマー支店(支店長:加茂 孝志)を設立し、営業・実施支援体制を強化してまいりました。今後も東電グループの連携を図りながら、ミャンマー国の信頼度の高い電力供給の実現に貢献してまいります。


 当社は、東電グループの一員として、海外コンサルティングサービスの幅広い経験とノウハウをもとにした有効な技術を提供し、今後ともグローバルな活動を拡大してまいります。



 以上




ミャンマー連邦共和国

「送配電系統技術能力向上プロジェクト」の概要



1.業務期間

 2019年5月~2021年10月(予定)


2.契約先

 独立行政法人 国際協力機構(JICA)


3.プロジェクト概要

 送変電および配電システムに従事する技術者・技能者の能力向上のための人材育成計画の枠組み策定と研修プログラムの整備・実施


4.業務内容

 ・第1フェーズのレビュー

 ・人材育成計画の枠組みおよびロードマップ策定の支援

 ・研修プログラムおよび研修テキストの作成

 ・講師の育成(集中研修・本邦研修・地方セミナーの実施)

 ・講師認定制度の適用

 ・標準業務手順書の作成

 ・研修評価システムの提案・実施

 ・研修システムの評価・改善提案


5.プロジェクト実施国図位置                 6.現地キックオフの様子