当社では、これまで15年間に亘り、送電線の設計荷重を推定するため、標高1000m以上の高標高山岳地において、風と着氷雪に関する調査を実施しています。そこから得た多くの経験と電力事業に関する知識・ノウハウを活用して、新エネルギーの導入(風力発電、太陽光発電)について基礎調査から事業化の支援まで的確なコンサルティングを行っています。 ここでは当社送電部門が実施している、風力発電における適地選定のための風況調査を通して新たに得た、歪式風向風速計の開発の概要について紹介します。
<動作原理> 弾性材料を用いた薄い平板(以下、風受板と称す)を、支持フレームに片持梁状態で固定する。風速の変動によりたわむ風受板と固定端部に生じる歪みを複数の歪みゲージで測定し、歪み量を風速値に換算するものである。 また、この風受板を3次元座標系のX軸、Y軸、Z軸に対して直交するように支持フレームと固定することによって、各歪みセンサで検出した風速値をベクトル合成することにより、風速・風向が求められる。 |