
※写真提供:東京電力株式会社
洋上風力発電事業での検討項目は、陸上での検討項目に加え、洋上特有の項目(わが国特有の海上風特性や気象・海象条件、地盤特性、電力系統特性など)を考慮することが必要です。
当社は、古くからの陸上風力発電所建設に関する技術や知識に加え、原子力発電所や火力発電所などの建設で培ってきた耐震設計や港湾設備設計、保守管理システム構築など多種多様な技術を備え、それらを総合的に組み合わせて、最適な提案を行います。
当社の洋上風力発電事業への取り組みは、千葉県銚子沖での実証研究事業(NEDO)、長崎県五島沖での実証事業(環境省)、そして茨城県鹿島港沖での開発支援事業(NEDO)において技術協力を行っており、国内トップクラスのノウハウを保持しております。
- 1.風車選定(レイアウト検討、発電電力量試算、メーカー協議・評価)
- 2.基本設計(風車基礎、海底ケーブル、陸揚げ部、変電所、電力系統連系設備)
- 3.海底地質調査(調査計画立案、地層探査、磁気探査、ボーリング調査)
- 4.風況・環境調査(評価項目・手法、発電電力量、環境保全措置、影響評価)
- 5.関係機関協議(経産省、国交省、環境省、県、自治体、港湾・漁協関係、電力会社)
- 6.関係法令協議(建築基準法、電気事業法、電波法、港湾法、護岸法、ガイドライン、指針)
- 7.船舶航行安全委員会(委員会開催、安全対策検討)
- 8.推進協議会(事業実施計画書、施工計画、環境影響評価、運転保守、緊急時対応)
- 9.許認可申請支援(助成事業申請・監査、航路標識、公共用財産使用許可)
- 10.EPC選定(見積仕様書・説明書、技術評価・比較選定)
- 11.EPC発注(仕様・価格交渉、発注仕様書、契約書)
- 12.実施設計監理(EPC設計内容監理)
- 13.施工監理(使用前自主検査・安全管理審査の計画・実施の支援、EPC施工状況監理)


※写真提供:ウインド・パワーグループ
当社は、東京電力グループの一員として、風力発電事業に携わってまいりました。
その事業は、小規模の陸上風力から、大規模なウィンドファームへ、
そして現在は洋上へと至っております。
当社では、陸上風力発電所の設計業務ならびに着床式・浮体式洋上風力発電所の設計・コンサルティング業務を主として、下記に示す様々な業務を実施しております。
- 1.地点立地可能性検討業務
- 2.風力発電設備デザイン・色彩選定検討業務
- 3.風車基礎設計業務
- 4.風車基礎安全性検討業務
- 5.建設工事設計監理業務
- 6.風力発電所導入拡大送電線網整備関連調査業務
- 7.着床式大規模洋上風力発電所概略検討業務(茨城県鹿島港)
- 8.着床式大規模洋上風力発電所基本設計業務(茨城県鹿島港)
- 9.着床式大規模洋上風力発電所建設工事技術提案評価業務(茨城県鹿島港)
- 10.着床式大規模洋上風力発電所調査・設計業務(茨城県鹿島港)
- 11.浮体式洋上風力発電所系統連系検討・系統解析業務(長崎県五島)
- 12.浮体式洋上ウィンドファームFS業務(長崎県五島)